SPM-Nanoaが叶える! CNF/高分子複合ファイバーの分散状態評価

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ユーザーベネフィット

- 複合材料表面のCNFの分散状態を、ナノスケールで簡便に評価できます。 - 複合材料表面の定量的な弾性率分布を、高画素で可視化できます。

はじめに

セルロースナノファイバー(CNF)はセルロースをナノメートルサイズまで解繊したもので、これを補強材として用いた軽量で高強度な複合材料への応用が進んでいます。CNF/高分子複合材料の機械特性向上のためには、高分子材料中におけるCNFが均一に分散している必要があります。その評価には走査型プローブ顕微鏡[SPM(AFM)]が用いられています。本稿では、SPM-Nanoaとナノ物性評価ソフトウェア「ナノ3Dマッピング™Fast」を用いて、複合ファイバー表面のCNFの分散状態評価を、定性的な位相像観察と、定量的な高速物性マッピングで実施した事例をご紹介します。

2022.03.16

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