マイクロフォーカスX線CTシステムSMX-100CTによる医薬品(カプセル)の内部観察

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はじめに

X線CTシステムで医薬品、食品、工業材料などの粒子系を観察すると、従来得られなかった新たな情報が得られる可能性があります。ここでは、医薬品(カプセル)の内部を島津マイクロフォーカスX線CTシステムSMX-100CT(図1)で観察した例をご紹介します。 試料は有機系の顆粒を内蔵したゼラチンのカプセルで、図2に全体像をCT撮影した画像を示します。 図3にはこのカプセルのMPR(Multi-Planner-Reconstruction)画像を示しています。

2021.03.28