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はじめに

コーヒーは今や世界中で愛飲される嗜好品の一つで、一日に何杯も飲んでしまう方も多いのではないでしょうか。その種類は豊富で品種は200種位といわれていますが、飲用として栽培されているのは3種類程度だそうです。 それでも店頭には数多くのコーヒー豆やインスタントコーヒー、缶コーヒーなどが並んでいます。 非常に多くの種類があるコーヒーですが、それぞれ味や香りが違っていて、同じ豆でも焙煎方法や挽き方によって味や香りが変わります。また、保存期間や状態によっても香りや味が変化してしまいます。 同じ様に入れたのに今日は酸味が強いとか、開封して時間が経つと味が変わったという経験は皆さんもお持ちかもしれません。コーヒーの香りは非常に多くの香気成分が混合されて構成されていて、その数は700~800とのことです。 本アプリケーションノートでは長期保管したコーヒーの香気成分の変化を分析しました。また、缶コーヒーとの比較も行いました。

2016.07.11

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