TRAPEZIUM2を使った精密万能試験機による樹脂ペレットの圧縮弾性率測定

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はじめに

精密万能試験機を使って材料強度を評価する上で要求されるデータは、引張、圧縮、曲げ強さ、弾性率等です。今回は、形状の千差万別な樹脂ペレットの圧縮弾性率の測定を取り上げてみました。ここでは、①外付けの変位計を使わず、フレームのたわみを含めた仮の弾性率測定②圧盤間変位計による正確な弾性率測定③材料試験オペレーションソフトウエア TRAPEZIUM2 のたわみ補正機能を使って弾性率測定、を行いました。弾性率は、応力-ひずみ線の弾性領域(変曲点の前後)の直線部 100N/mm2 と 150N/mm2 間で測定し、3 つの弾性率を比較することにより材料試験オペレーションソフトウエア TRAPEZIUM2 のたわみ補正の有効性を確認しました。

2021.03.28

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