LCMS-8050
トリプル四重極型LC/MS/MS を用いた小麦中のデオキシニバレノール関連物質4 成分の一斉分析
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はじめに
ニバレノールおよびデオキシニバレノールは赤かび病菌として知られるフザリウム属真菌が産生するかび毒です。デオキシニバレノールについては,平成 14 年 5 月 21 日に「小麦のデオキシニバレノールに係る暫定的な基準値の設定について」(食発第 0521001 号)で暫定的な基準値 1.1 ppm が設定されました。「デオキシニバレノールの試験法について」(食安発第 0717001号,平成 15 年 7 月 17 日)には,HPLC による定性および定量試験法と LC/MS による確認試験法が記載されています。 本報では,LC-MS/MS を用いることでニバレノールとデオキシニバレノール,デオキシニバレノールの代謝物である 3-アセチルデオキシニバレノールと 15-アセチルデオキシニバレノールも加え 4 成分を高感度に一斉分析することが可能となりますのでご紹介します。
2015.01.26
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