LCMS-2020
LCMS-2020によるハチミツ中クロラムフェニコールの分析
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はじめに
クロラムフェニコールは広い抗菌スペクトルを示す有用な抗生物質ですが,重篤な副作用を有するため,FAO/WHOは食品への残留を認めていません。日本でも,2006年に施行された残留農薬等のポジティブリスト制度において,“規定する試験法によって試験した場合,食品において「不検出」とされる農薬等の成分である物質”に含まれています。また,クロラムフェニコールは畜水産物だけでなく,ハチミツやロイヤルゼリーなどからの検出例がしばしば報告されており,輸入食品等モニタリング計画の対象成分に指定されています。 本アプリケーションニュースでは,告示試験法に準拠した方法によるハチミツ中のクロラムフェニコールの分析例をご紹介します。
2010.11.14
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