Nexera UC 超臨界流体クロマトグラフを用いたトリグリセリド類の分析

ダウンロード

はじめに

トリグリセリドは中性脂質の一種であり、動物体内の脂肪組織などに蓄えられており、細胞がエネルギーを必要とする時に分解してエネルギーを供給しています。また、食品中などにも多く含まれており、植物油などの主成分であることが知られています。トリグリセリドはグリセロール(グリセリン)に 3 つの脂肪酸(アシル基)が結合しており、非常に疎水性が高く、またアシル基の組成の違いや結合位置により非常に多くの分子種が存在します。 植物油では、原料によりトリグリセリドを構成するアシル基の種類が異なります。ここでは、超臨界流体クロマトグラフィー(Supercritical Fluid Chromatography: SFC)を用いたトリグリセリド類の分析例をご紹介します。

2019.03.05

関連製品

一部の製品は新しいモデルにアップデートされている場合があります。