四重極飛行時間型質量分析計LCMS-9030を用いた食品容器中添加剤の分析

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ユーザーベネフィット

- 本システムを用いることで高分子材料に含まれる各種添加剤の定性を簡便に行うことができます。 - 複雑な試料でも分解能の高さをいかした高精度の定量を実現します。 - 高分子材料の評価や機能性高分子の開発/改良に威力を発揮します。

はじめに

プラスチックやゴムといった高分子材料には酸化防止剤、紫外線吸収剤、難燃剤などの添加剤が含まれています。高分子材料の開発および製造においては、適切な種類および量の添加剤を加えることで性能や耐久性を飛躍的に高めることができるため、高分子材料に含まれる添加剤の情報を把握することは非常に重要です。 アプリケーションニュースNo. C079では、トリプル四重極(TQ)型の高速液体クロマトグラフ質量分析計(LCMS)を用いて高分子添加剤を定量した事例をご紹介しました。本アプリケーションニュースでは、四重極飛行時間型(QTOF)のLC-MSであるLCMS-9030を用いて食品容器に含まれる高分子添加剤の定性および定量を行った例をご紹介します。

2021.06.21

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