Nexera™シリーズ
ポストカラム誘導体化法によるボグリボースの分析
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ユーザーベネフィット
- 第十七改正日本薬局方収載「ボグリボース錠定量法」に従い、システムの性能と再現性の基準を満たす分析ができます。 - 蛍光検出器のセル温度を15 ℃に制御できるため、冷却用の恒温槽が必要ありません。 - 反応部を含めたシステムとしてデータインテグリティに対応します。
はじめに
ボグリボースは糖尿病治療薬の一つとして知られています。腸管において、二糖から単糖への分解を担うα-グルコシダーゼの活性を阻害することにより、糖質の消化・吸収を遅延させ、食事後の血糖を改善することが可能です。ボグリボースは紫外吸収を持たないため、第十七改正日本薬局方にはタウリン/過ヨウ素酸ナトリウム試薬によるHPLCポストカラム蛍光誘導体化法を用いた試験法(ボグリボース純度試験、ボグリボース錠定量法)が記載されています。 本稿では、第十七改正日本薬局方収載「ボグリボース錠定量法」に従い、NexeraTMシリーズを用いた分析例をご紹介します。
2021.09.20
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