“Nexera” を活用したUSP621 準拠によるイブプロフェン分析の高速化

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はじめに

近年,分析業務の効率化や生産性の向上を目的とした分析のハイスループット化が進展してきており,HPLC においても超高速LC や充てん剤微粒子化カラムを用いた超高速分析技術が注目されています。昨今改定された米国薬局方のジェネラルチャプター621(以下USP 621)は,システム適合性要件を満たした場合にのみHPLC やGC パラメータの変更を認めています。 ここでは超高速液体クロマトグラフ“Nexera” とコンベンショナルカラム“Shim-pack VP-ODS” およびCore-Shell 型高速分析用カラム“Kinetex XB-C18 シリーズ” を用いて,USP-NF1) に収載されているイブプロフェンの類縁物質分析をUSP 621 に準拠して高速化した例をご紹介します。

2013.03.14