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はじめに

臭素酸カリウムは,製パン時に製パン効果を向上させるための食品添加物として使用が許可されていますが,安全性の問題から「最終食品には残存しないこと」が条件付けられています。このため,臭素酸カリウムが最終製品であるパン中に残存していないことを確認する必要があり,「第2版 食品中の食品添加物分析法」において,o-ジアニシジンを反応試薬として用いるポストカラム誘導体化HPLC法が分析法として採用されています。 ここでは,島津臭素酸分析システムによるパン中の臭素酸カリウムの分析例をご紹介します。

2008.06.21

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