ダウンロード

はじめに

近年,紫外可視吸光度(UV-VIS)検出器の高感度化に伴い,精度,信頼性の向上が一段と求められていますが,このような中,セル温調の効果が注目されています。 一般にUV-VIS検出器は,周囲温度の変化に対し安定な検出器ですが,分析条件によっては室温変化の影響を受けてベースラインドリフトなどを生じることがあります。 ここでは,温調セルを標準装備した新製品“Prominence”UV-VIS検出器SPD-20AおよびフォトダイオードアレイUVVIS検出器SPD-M20Aを用いたセル温調効果の例についてご紹介します。

2008.06.02