キャピラリGC-FTD,GC-ECDによる124農薬の分析(その2) ―DB-1301による分離―

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はじめに

前回のアプリケーションニュースNo.G194で,無極性カラム(DB-1)による124農薬の分離について紹介いたしました。今回のアプリケーションニュースでは,中極性カラム(DB-1301)における124農薬の分離を紹介します。 農薬(有機塩素系,有機リン系,有機窒素系農薬)をアセトンに溶解させ0.5~2mg/Lの混合溶液とし,2μLをGCに注入しました。検出器にECDおよびFTDを用いました。 124農薬をDB-1301カラムで一斉分離することは困難でしたが,前回のアプリケーションニュースで紹介しましたDB-1の情報とあわせることにより,未知農薬の推定や定性確度の向上が期待できます。

2006.10.09