マルチデータレポート - 特長
3ステップで簡単レポート
データベースに登録された分析結果とテンプレートを選択することで、自動的にデータが転記され、レポートが作成されます。また、分析スケジュールに連動させて分析終了と同時にレポートを作成できます。手入力や転記が不要になることで、ヒューマンエラーを防止し、レポート作成とそのチェック作業を省力化できます。
自由なフォーマットの作成がより簡単に、バリデーションの負荷も軽減
スプレッドシート形式の柔軟性の高いレポートを、視覚的な操作で容易に作成できます。関数による統計計算やグラフの作成なども可能で、各種規格試験など、さまざまな目的に応じたレポートを作成できます。また、試験数やサンプル数に応じて行を自動的に増加させる「繰り返し行」機能で汎用的なテンプレートを作成できます。これにより、テンプレートの数を減らし、テンプレート作成やバリデーションにかかるコストを削減できます。
さまざまな装置のレポート作成
あらゆる装置から得られるLabSolutionsのデータベース内の分析結果を用いて、統合的なレポートを作成できます。HPLCやGC、MS、FTIR、UV、天びんなど、それぞれの装置のデータを用いたレポートのみならず、複数装置のデータを組み合わせたレポートも作成できます。作成されたレポートの自動印刷やPDFファイルの自動生成も可能です。
データインテグリティ対応
マルチデータレポートは、あらかじめ作成しておいたテンプレートをデータベースに登録し、レポート作成時にそのテンプレートと分析結果を選択することで、データの転記、計算、レポート作成を自動で行います。 常にデータベース内にあるテンプレートとデータが計算に使用され、計算済みのレポートがデータベースに保管・管理されますので、ユーザーは外部からデータに一切触れることがありません。これにより、改ざんや試験せずにレポート作成する、レポートの差し替え、廃棄するといった行為を防ぎます。 テンプレートを更新する場合は、過去の履歴やオーディットトレイルが記録され、許可のない改変や削除を防ぎます。 このように、テンプレート、データ、レポートがセキュアにデータベース上で管理されるため、データの完全性を保つことが可能です。