LabSolutions Insight Library Screening - サポート
LC/MS/MS用スクリーニングソフトウェア
製品概要
収録内容
LabSolutions Insight Library Screening機能追加インストールディスク ※1 |
MRMスペクトルライブラリディスク
●動物用医薬品235化合物、薬毒物584化合物/1208化合物を収載したMRMスペクトルライブラリ ●MRMスペクトルデータ取得に対応したテンプレートメソッドファイル
●収載化合物の化学構造(.mol)ファイル
●収載化合物の情報および最適MRMパラメータが登録された化合物データベース※3
●収載化合物名とスペクトルデータ採取条件を記載したPDFファイル
|
取扱説明書 |
機能概要
LabSolutions Insightと共通の定量解析支援機能
- フラグ機能によるピークの絞り込み
あらかじめ設定したしきい値を満たさない測定結果に、ビジュアルなフラグを立てて注意を促します。たとえば、フラグを法的基準濃度や社内基準に合わせて設定する使い方が一般的です。クリック ひとつでフラグのついたピークのみの表示に切り替えることができますので、確認すべきピークをすばやく発見できます。 - 多彩なフラグ設定
設定できるフラグ環境は75以上。用途に応じたフレキシブルな絞込みを行うことができるため、目的ピークを精査して、より確かな解析結果を得るのに役立ちます。特に、計算された濃度に対しては5段階で基準値を設定することができ、食物安全性や法薬毒物分野のスクリーニングなどに大きな効果を発揮します。 - フィルタリングとソート機能
データが多くなると、必要な定量結果を確認する作業がより複雑化します。LabSolutions Insightにはすべての定量結果に対しフィルタリングやソートをする機能が備わっており、目的に応じて表示するデータを柔軟に変更することが可能で、解析作業を大幅に簡略化することができます。 - さまざまなピーク確認方法
クロマトグラムを一括表示するサンプルサーベイ表示とフラッギング機能を併用することで、ピーク形状の比較をすばやく行うことができます。各ピークを詳しく定量解析するときは、化合物情報画面で簡単におこなえます。
Library Screeningオプションで追加される定性支援機能
- 定量結果を簡単に修正
検量線は画面上で直接編集することができます。検量線の種類、重み付け方法、原点通過の有無、検量点の除外や追加をクリックひとつで変更することが可能です。変更した情報は即座に検量線および定量結果に反映されます。 - MS/MSスペクトルの描画
各種モードにより取得されたMS/MSスペクトルを、目的化合物のピーク溶出時間に合わせて抽出描画し、参照スペクトルおよび化学構造と並べて示します。定性情報の追加により、化合物同定の信頼性を高めることができます。 - ライブラリ検索
取得されたMS/MSスペクトルデータをまとめてライブラリ検索にかけて、類似スコアの高い候補化合物のリストを出力します。リスト上位の同定情報は定量結果テーブルに反映されますので、フラグ設定やフィルタリングによる効率的なデータレビューに役立てることができます。
※1 あらかじめLabSolutions Insigh(t Ver. 3.70以降)がインストールされていることをご確認ください。
※2 推奨分離条件が、薬毒物584成分はODSカラム、薬毒物1208成分ではBiphenylカラムと異なります。
※3 データベースの利用、編集にはLabSolutions Connect(別売)が必要です。