保持時間の自動補正でクロマトグラムを簡単に比較(アライメント機能)

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クロマトグラムの波形の差分を確認するためには、重ね書き表示することが有効です。しかし、ロット・装置・実験室の環境など、様々な要因でピークの保持時間やベースラインが変動するため、重ね書きを行っても適切に差分を確認することができないことがあります。 LabSolutions Detectでは、アライメント(保持時間の自動補正)を行った上で重ね書き表示するため、保持時間のずれやベースラインの変動に影響を受けずに差分を確認することが可能です。また、リファレンスの誤差範囲に対して、外れているかどうかを判定できるため、異常部の解析が容易になります。

類似ピークを自動的に照合、不純物を瞬時に検出(クラスタリング機能)

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従来、管理対象化合物の量の異常や想定外の不純物混入をチェックするには、まず管理対象化合物を同定してピーク情報を確認し、そのうえで同定できなかったピークを保持時間を頼りに複数データで目視照合し、同一不純物かどうかを判断する必要がありました。
LabSolutions Detectはこの煩雑な照合工程をクラスタリング(類似ピークのグループ分け)機能で自動化し、データ間に共通する不純物を瞬時に検出します。

ワンクリックでレポート出力

複雑な設定不要で、解析結果のレポートを出力することができます。レポート上でもクロマトグラムの重ね書き表示結果、化合物及び不純物の一覧、判定基準外の結果の強調表示が行われ、一目で解析結果を確認することが可能です。

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差分解析の結果はデータベースで一括管理

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LabSolutions Detectは、LabSolutionsデータベースでのデータ管理にも対応しており、データファイルとあわせて異常解析結果レポートを管理でき、データインテグリティも担保します。また、LabSolutionsとシームレスに連携するため、データファイルやメソッドファイルをエクスポート/インポートなしで解析結果のレポート出力が可能です。

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