シームレスな島津LC制御

Nexera/Prominenceドライバ

シームレスな島津LC制御

OpenLAB CDS EZChrom Editionで当社LCメソッド編集
島津LCメソッド編集画面

 島津LCの装置制御パラメータはOpenLabの機器条件画面で設定し,装置メソッドと して保存できます。また,つぎにしめす島津LCのさまざまな特長に対応しており, 装置の性能を最大限活用することができます。

  • 移動相ブレンディング
  • オートサンプラの前処理機能と注入前のオーバラップ機能
  • マルチオーブン制御(最大4台)
  • PDA検出器の2Dチャンネルモードと200Hz高速サンプリング
  • RF検出器4Ch対応
  • システムチェック
  • オートパージ

デジタル処理による分析データの収集と管理

Agilent Technologies社 OpenLAB CDS EZChrom Editionによる当社LC分析操作
分析操作画面

検出器信号はすべてデジタル信号で採取されますので,A/D変換器は不要です。 ポンプ圧力やカラムオーブン温度などの装置ステータスもAUXトレースとして保存され,障害発生時の原因追及を支援します。
 また,OpenLabの機器ステータス機能に対応しました。 島津LCのポンプ送液やオーブン温調のOn/Off,オートサンプラのリンスやパージ操作などを直接制御できるだけでなく,システムの稼動状況のモニタや各装置の消耗品の使用頻度をチェックするシステムチェックなどの便利な機能も機器ステータスから使うことができます。

GxP,Part11対応

OpenLabの装置メソッドによる島津LC制御,OpenLabフォーマットでのデータの保存により,OpenLabの有するオーディットトレイル機能を活用することができます。
 OpenLabが持つ規制対応機能とあわせて,GLP/GMP規制はもちろん米国FDA 21 CFR Part 11など電子記録・電子署名関連規制対応もフルサポートします。

装置メソッドの作成/編集

 島津LCの制御パラメータを,OpenLabの装置メソッド編集画面で設定することができます。 設定したパラメータはOpenLabのメソッドとして保存され,OpenLab からレポート出力することもできます。

Agilent Technologies OpenLAB CDS EZChrom Editionで当社LCのメソッド編集~レポート出力までシームレスに実行
メソッド編集画面,レポート出力イメージ

ダイレクトコントロール,装置ステータスの確認

 OpenLabから直接,オーブンのOn/Offやオートサンプラのパージ/リンスを実行したり,ポンプ圧力やオーブン温度などの装置ステータスを確認することができます。また,分析前に行うオートパージや,日常点検で装置の消耗部品の使用状況を確認するシステムチェックを実施することができます。

Agilent Technologies OpenLAB CDS EZChrom Editionによる当社LC装置ステータスをモニター
装置ステータス画面

Nexera XS inert,Nexera lite inertの制御に対応

OpenLab CDS及びOpenLab EZChrom から島津UHPLC NexeraシリーズのNexera XS inert (LC-40D XSi,SIL-40C XSi)およびNexera lite inert (LC-40i,SIL-20A,SIL-20AC)の制御が可能です。非金属でサンプル流路を構成することによりサンプルの金属吸着抑制を志向した「バイオイナートシステム」を含むNexeraシリーズの先進的な機能をOpenLabで体感できます。

移動相切れのうっかりミスを防止

Waters社 Empowerをもちいて当社LCメソッド編集

ラボ外で残量をモニター

移動相やオートサンプラの洗浄液などの残量を移動相残量計MPM-40*を用いて,リアルタイムでモニタリング(最大12液)。残量はOpenLabの機器ステータスやスマートデバイスから確認することができます。移動相が枯渇しそうになれば,PCやスマートデバイスに通知。補充のタイミングを事前に判断しやすくなります。

 

同一サンプルを2系統で同時に分析(デュアルインジェクション)

装置ステータスデータのプロット画面でウォームアップの進捗確認

1つのサンプルを2つの流路で同時分析

SIL-40シリーズのデュアルインジェクション機能*を用いれば,1台のシステムで独立した2種類の分析を同時に実施することができます。2系統のデータを取得する時間と2台分の装置設置スペースを節約するだけでなく,アミノ酸,有機酸,糖,ビタミン,陰陽イオンなど,試料に合わせた流路を構築することで,多角的な解析を効率よく行えます。

自動前処理機能による試料調製の省力化と信頼性の向上

SIL-40シリーズの自動前処理機能をサポートし,試料の希釈,試薬添加,共注入などの操作を目的に合わせて実行します。試料調製の前処理操作を自動化することで操作ミスをなくし,再現性を向上するとともに,分析業務全体の効率化を図ります。

稼働状況の確認やメンテナンスが容易

OpenLabから島津i-Seriesを制御

OpenLabから島津LCを直接制御する機能の他,システムの稼働状況が一目で確認できるモニタ機能,各装置の消耗品の使用頻度をチェックするシステムチェック機能などが装備されていますので,分析前に行う装置の日常点検や分析時における装置の稼働状況モニタとして利用できます。OpenLabのメソッド編集画面で島津LCの装置パラメータが設定でき,かつ装置メソッドとして各パラメータが保存できますので,初めて島津LCをOpenLabから制御する方にも安心してご使用頂けます。

常に安定して稼働するシステムであることの証明

i-Seriesのオートバリデーション機能により,送液の安定性,波長の正確さ,吸光度の正確さ,グラジエントの正確さ,ドリフト/ノイズ確認等の検査項目を,誰もが一定の手順で作業できます。また,装置の運転前の日常点検を自動的に実施できるシステムチェックは,装置の自己診断結果や,送液ポンプの全送液量,オートサンプラの注入回数,ランプ点灯時間等の消耗品の使用頻度をレポートに記録でき,オートバリデーション結果とともに管理することで,装置の稼働状況を的確に判断できます。

(左)オートバリデーション画面
バリデーション実施項目の手順や必要な移動相等の情報が画面上に
表示されますので,指示に従うだけで点検作業が実施できます。
(右)システムチェックレポート
レポート形式での出力が可能です。
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