アキュピックⅢ 1350 シリーズ - アプリケーション
マイクロメリティックス乾式自動密度計
ポリエチレンペレットにおける密度勾配管法との比較

湿式法の中で高精度の測定が可能な密度勾配管法ともデータが一致しています。 密度勾配管法は基準液の準備に時間を要し、またその基準液に用いられる四塩化炭素の使用が困難になっているため、アキュピックはその代替法として使用いた だけます。
試料A | 試料B | 試料C | |
---|---|---|---|
アキュピック(g/cm³) | 0.9125 | 0.9306 | 0.9330 |
密度勾配管(g/cm³) | 0.9122 | 0.9309 | 0.9333 |
混合粉体の密度測定および混合比の算出

試料単体の粒子密度を測定しておけば混合された試料の密度から混合比の算出が可能です。
粒子密度 | |
---|---|
アルミナ(g/cm³) | 0.9125 |
シリカ(g/cm³) | 0.9122 |
アルミナ混合比 | 20% | 40% | 60% | 80% |
---|---|---|---|---|
粒子密度測定値(g/cm³) | 2.8349 | 3.0499 | 3.3029 | 3.6047 |
粒子密度計算値(g/cm³) | 2.8370 | 3.0540 | 3.3060 | 3.6040 |
発泡プラスチックの密度と開放気泡率

発泡剤が多く含まれることで内部の気泡が増え密度が小さくなっています。気泡のうち外部とつながっている気泡を開放気泡といい、その割合を開放気泡率といいます。開放気泡率の大きさにより強度、断熱性、遮音性が変わるため重要なパラメーターの一つとなります。
密度(g/cm³) | 開放気泡率(%) | |
---|---|---|
低発泡 | 0.1098 | 0.14 |
中発泡 | 0.0199 | 2.66 |
高発泡 | 0.0142 | 14.6 |