けん濁試料の測定
けん濁試料の測定
けん濁試料の測定では,照射された光は溶液中の微粒子により散乱を受け100%検出器に到達しなくなり,明瞭なスペクトルが得られにくくなります。 このような試料の測定に用いる付属品が積分球です。 積分球は図のように散乱した光を硫酸バリウムでコーティングされた球体内に導き,全ての光を検出器に集めるようにしたものです。

クロロフィルけん濁液のスペクトル

積分球方式による測定
積分球付属装置 ISR-603

固体試料の拡散/鏡面反射の測定,および液体試料,固体試料の透過測定に使用します。
■測定波長範囲:220~2600nm
■積分球:内径φ60mm,BaSO4
■検出器:光電子増倍管,InGaAs,冷却型Pbs
■反射試料の最大寸法:約φ100mm×15mmt
■入射光:0°/ 8°
■UV-3600 Plus/3600i Plus用
積分球付属装置 ISR-2600/ISR-2600Plus

■入射光 0°/ 8°
■測定波長範囲:ISR-2600 220~850nm,ISR-2600Plus 220~1400nm
■反射試料の最大寸法:
幅95mm×高さ135mm×厚さ20mm(0°入射側)
幅70mm×高さ70mm×厚さ12mm(8°入射側)
■ISR-2600:UV-2600/2700用/2600i/2700i用
ISR-2600Plus:UV-2600用/2600i用