MCT™シリーズ - 特長
微小圧縮試験機
MCT手動モデル

-
1. 負荷装置
- ワイドな荷重レンジ
微小材料を圧縮するために、最大試験力4903 mNと1961 mNの2タイプを用意しています。 - 高精度で測定
規定試験力あるいは表示試験力の±1%のいずれか大きい方の試験力精度で測定が可能です。
2. 光学ヘッド(測微装置)
- 試料の大きさ測定機能が標準装備
上方向から見た試料画像を2本の指標ではさむことにより、幾何平均径、長さを測定することができます。測定した大きさはPC上に表示され、この長さから強度を演算・表示することができます。
3. 圧縮変位測定器
- 微小な圧縮変位を測定
微小材料の圧縮特性を評価するために分解能0.001 μmで最大100 μmまでの測定範囲タイプと、分解能0.0001 μmで最大10 μmまでの測定範囲タイプを用意しています。
- ワイドな荷重レンジ
-
4. 対物レンズ
測長用として50倍(標準)、100倍(オプション)、観察用として10倍レンズ(標準)、20倍(オプション)を用意しています。5. 圧子
平面圧子50 μm径、500 μm径(オプション)三角錐圧子115°(オプション)を用意しています。
500 μmよりも大きな試料で、試験力4903 mNでは破壊しない材料に三角錐圧子を使用します。6. 下部加圧板ホルダー
下部加圧板をしっかり固定するためのホルダーです。スチールバンドの張力で固定する構造となっています。 -
7. スライドステージ
測微装置を用いて試料を決定した後、圧子下部へ試料を移動させます。
クリックストップになっており、測微装置で決めた位置へ正確に負荷することができます。8. X - Y ステージ
X-Y方向に25 mm移動可能なステージが標準付属。標準のマイクロメーターでは0.01 mm単位で送ることができます。
また、デジタル表示のオプションも準備しています。9. 昇降ハンドル
スムーズなステージの昇降が可能です。粗動から微動までこのつまみ一つでOKです。
手動モデルの測定の流れ

MCT-ADモデル

-
1. 測長キット( カラー)
- PC画面上画像の測長・保存
上方向からみた粒子画像をPC上に表示でき、
広域スキャンにより最大10 mm×10 mmの範囲から粒子検出、検出した粒子径の測長が可能です。測長時と、試験終了後の粒子画像のデジタルデータ保存ができます。
2. 対物レンズ
測長用として超長作動40倍レンズ、観察用として
10倍レンズが付属します。3. クリーナー
圧縮試験後に、圧子を自動清掃します。

- PC画面上画像の測長・保存
-
4. 下部加圧板ホルダークリーナー付
加圧板が撮影しやすい構造です。側面からねじ止めにより、簡単に取り付け取り外しができます。 -
5. 電動XYスライドステージ
- ステージの自動制御による作業の効率化
PC操作で下部加圧板を0.001 mm単位で送ることができます。
X-Yステージを自動制御しながら、下部加圧板上の粒子画像を連続で取得し、自動検出した粒子を最大100点、連続で試験することができます。
- ステージの自動制御による作業の効率化
MCT-ADモデルの特長
-
広域スキャンから自動粒子検出、さらに高倍率画像から自動測長し、最大100点の連続試験を行います。

-
装置の自動運転により、オペレーターの作業時間を約20%に短縮します。測定点数が多いほど、大きな省力化が期待されます。

自動モデルの測定の流れ

準備
-
試料の分散
下部加圧板に試料を分散させます。
試料分散治具(オプション)を用意しています。 
-
試験条件の設定
単一試験か連続試験を選び、試験条件として
・ 試験モード
・ 試験力
・ 負荷速度
・ 試験終了条件
を設定します。 

-
粒子検出
広域スキャン
低倍率レンズで加圧板を上から撮影した画像をつなげて最大10×10 mmの広域画像を作成し、粒子を検出します。
測長
自動測長
検出した粒子を高倍率レンズで撮影し、粒子径を測定します。
試験リスト作成
試験粒子の決定
粒子径や円形度、粒子画像から理想の試験対象に近い粒子を最大100点抽出し、試験リストを作成します。

試験
-
試験を実施
試験開始ボタンを押すと、電動XYスライドステージが動き、試験リストに沿って試験を実施します。
圧子の清掃
1 回の試験が終了すると、圧子を自動清掃します。


解析
-
試験結果の確認
グラフ形状や試験後の粒子画像から、試験結果を確認し、解析に用いるデータを
選出します。粒子径、強度の平均値や中央値に近い結果を抽出することができます。レポート出力
選出した試験結果(試験力・変位・強度)のグラフや平均値、標準偏差をレポートとして出力することができます。

多彩な物性試験・豊富な解析機能
多彩な物性試験ができます( 目的に応じて試験項目をお選びいただけます)
圧縮試験
-
この試験は、試料形状として粒子あるいは繊維を選択した場合、設定試験力まで負荷を与え、試料が破壊(圧裂)した場合は圧壊強度を、破壊しなかった場合は指定された変形時での強度を求める試験です。
また、試料形状としてその他を選択した場合は、設定試験力まで負荷を与え、試験を終了します。 
負荷・除荷試験
-
この試験は、最大試験力まで負荷を与え、その後最小試験力まで除荷を行う試験です。

繰り返し試験
-
この試験は、負荷・除荷試験を最大250回繰返し行います。繰り返し負荷に対する試料の特性を評価するための試験です。
※ADモデルは対応していません。 
豊富な解析機能で圧縮特性の評価に役立ちます
-
試験力・変位・強度表示
各試験の結果(試験力・変位・強度など)とその平均値や試験条件が表示可能です。

-
試験力‒変位線図の重ね描き
試験力‒変位線図を各試料で比較する時、同時に複数の線図を描かせると、変形特性の違い等を一目でとらえることができます。
同一原点から重ねて描くことも可能です。
-
強度‒粒径線図
粒子の大きさと強度の関係をグラフ表示できます。

-
変位‒時間線図
圧子が試料表面に到達した後、試料が変形していく過程で、試料からの変形抵抗をどのように受けているか、その情報を得ることができます。

圧縮中画像の観察
下記は約30 μmのガラスビーズを、ø50 μmの圧子で圧縮しています。
画面左:試験力‒変位測定データ
画面右:サイド観察データ
測定データの任意点に対するサイド観察画像が表示される。


