Shim-pack SR-C30 - 特長
HPLC Column
高い異性体分離能
長鎖C30による疎水性相互作用と構造認識能によって、C18カラムでは重なりがちな異性体を明確にピーク分離します。異性体分離が重要なカロテノイド類の分析や、EPA 8315Aや悪臭防止法で規定されるアルデヒド類の環境分析用のカラムとして、信頼性の高い分析結果をサポートします。
レチノイン酸の異性体分析
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レチノイン酸の異性体であるall-trans、 9-cis、13-cisなどの幾何異性体の分離は、一般的なC18カラムでも可能ですが、異性体どうしの疎水性や構造の類似により、十分な分離度が得られない場合があります。ここでは、Shim-pack SR-C30を用いたall-trans及び13-cisレチノイン酸の異性体分析例を示します。

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悪臭防止法指定アルデヒド6成分の一斉分析
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悪臭防止法*1 では22物質を特定悪臭物質に指定しています。ここでは、特定悪臭物質に指定されているアルデヒド類6成分の分析例を示します。
悪臭防止法にて指定されているアルデヒド類6成分
- アセトアルデヒド
- プロピオンアルデヒド
- イソブチルアルデヒド
- ノルマルブチルアルデヒド
- イソバレルアルデヒド
- ノルマルバレルアルデヒド
- 環境省 特定悪臭物質の測定の方法 別表第4

EPA指定アルデヒド15成分を含む16成分の一斉分析
EPA 8315A*2 では、室内空気中のアルデヒド類15成分を分析対象として示しています。ここでは、これら15成分にイソブチルアルデヒドを加えた16成分の一斉分析例を示します。
これらの16成分や、先述の悪臭防止法指定の6成分には、アルデヒド類の複数の異性体が含まれているため、一般的なC18カラムでは一部の成分の分離が難しいとされています。ここでは、16成分の分析において一般的なC18カラムとShim-pack SR-C30の比較を行い、分離特性の違いを確認しています。C30カラムを用いることで、C18カラムでは分離不十分であった成分を分離することができました。
EPA 8315Aにて指定されているアルデヒド類15成分
- ・ホルムアルデヒド
・プロピオンアルデヒド
・アセトン
・クロトンアルデヒド - ・イソバレルアルデヒド
・ノルマルヘキサナール
・m-トルアルデヒド
・2,5-ジメチルベンズアルデヒド - ・アセトアルデヒド
・アクロレイン
・ノルマルブチルアルデヒド
・ノルマルバレルアルデヒド - ・ベンズアルデヒド
・o-トルアルデヒド
・p-トルアルデヒド
*2) U.S. Environmental Protection Agency METHOD 8315A