ベンチトップNMR QM-125
米国Q-Magnetics社 ベンチトップNMR

各種製品の製造現場や簡易な合成確認においては、
1)手軽に構造を確認できること
2)操作方法の習得に時間を要さず、メンテナンス費用が安価であること
3)特別な設置環境が不要であることが、分析機器に求められています。
そのようなニーズに応える手段として、サンプル中の有機化合物を測定できるNMR(Nuclear Magnetic Resonance)を活用できます。
※画像は生成AIによるイメージです。
特長
クラス最高峰の分解能で構造確認
ベンチトップNMR QM-125(Q-Magnetics社製)は、画期的な永久磁石の技術によりクラス最高峰※の125 MHz(3 Tesla)を実現。化合物に含まれる水素原子核(プロトン)の分析に対応しています。高い分解能を誇り、食品や化学分野の主要成分の迅速分析に威力を発揮します。
※当社調べ、2026年8月時点
シンプルな操作性とメンテナンスフリー
1)サンプル吸引 2)フローラインに注入 3)サンプル回収
QM-125での分析操作は、サンプルをシリンジ(1 mL)で吸引し、フローラインに注入するのみ(自動注入も可)。分析後は、適切な溶媒でサンプルを回収することも可能です。測定部はわずか5 μL、サンプル量は少量で済みます。
永久磁石により磁場を発生させており、液体ヘリウムや液体窒素といった冷媒は不要。冷媒の補充といった定期メンテナンスからも解放されます。
設置場所を選ばないコンパクト設計
特別な環境を必要とする超伝導NMRと違い、QM-125は、一般的な実験台など設置場所を問いません。堅牢ながら、小フットプリント(37 × 34 × 30 cm)、軽量(28 kg)設計。据付も簡易で、お客様ご自身で設置いただけます。設置後の安定時間も短く、容易に移設できます。
アプリケーション
醸造モニタリング
日本酒の醸造中はBMD値(留後日数 × その日のボーメ度)により、醪(もろみ)の状態が管理されています。ボーメ度は、グルコースを主とした糖類の量の目安とされていて、浮ひょう(ボーメ計)を使って測定されています。アルコール分も蒸留を経て、浮ひょうで測定されています。
日本酒の醪のNMRスペクトル
QM-125では、1回の測定でグルコースとエタノールを同時に測定できます。QM-125を用いた測定により、留後の経過日数とともに、酵母によって消費されたグルコースが概ね減少し、エタノールが増加する推移を確認できます。高速液体クロマトグラフ(HPLC)による成分分析結果とも同様の傾向を示しています。

簡易な合成確認
合成中の原料物質と、生成物や副生成物の量的推移の確認にも活用いただけます。
QM-125を使用して安息香酸のフィッシャーエステル化反応を定期的にモニタリングすると、生成物や副生成物のそれぞれに固有のシグナルの推移を確認できます。
安息香酸のフィッシャーエステル化反応のモニタリング(Q-Magnetics社データ)
News / Events
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125 MHzベンチトップNMR「QM-125」を発売
QM-125は、特別な設置環境や煩雑な運用を必要としない125 MHzベンチトップNMRです。高分解能測定とシンプルな操作性を兼ね備え、研究・品質管理・製造現場における迅速な構造解析をサポートします。
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その他環境分析関連機器のカタログも多数ご用意します。