細胞培養解析装置CS-1 - サポート
測定原理
光学系の特長
CultureScanner CS-1は、IHM(In-line Holographic Microscopy)方式を用いた細胞培養解析装置です。
IHM方式では、光源はレーザーでレンズは用いません。レーザーを照射し、細胞を透過した光(細胞透過光)と細胞周囲を透過した光(周辺光)の干渉光をイメージセンサーで検出します。イメージセンサーで検出した光は結像していません(干渉縞)。そこで、センサー面から細胞面への干渉光の伝播を逆計算して、IHM強度像とIHM位相像を作成します。
IHM方式は、レンズを用いない単純な光学系のため、装置本体の小型化を実現しています。また、位相/強度のデータが得られるため、多くの情報を取得することできます。
測定原理模式図
