フェネチルアミン系薬物自動誘導体化システム - アプリケーション
GCMS-QP2050, GCMS NXシリーズ用
フェネチルアミン系薬物自動誘導体化システムによる尿検体の分析例
- 尿検体をFig.1に示す前処理方法で処理して試料を得ました。尿検体からはメタンフェタミンとその代謝物アンフェタミンのTFA誘導体化物が検出されました。本手法を用いることにより誘導体化の処理が自動化され、実検体においてもフェネチルアミン系薬物を高感度に定性・定量分析することができます。
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Fig.1 尿検体前処理フロー

Fig.2 尿検体を測定したトータルイオンカレントクロマトグラム(TICC)

Fig.3 検出された薬物のマスクロマトグラム