Smart Pesticides Database Ver.2 - 特長

GC/MS 残留農薬分析用データベース

GC-MS(/MS)による 食品中残留農薬530成分の分析をサポート

Smart Pesticides Databaseは,農薬530成分の保持指標,トランジションが登録されたデータベースです。Ver. 2では,SIMモードの測定イオンを追加登録しているため,SIMとMRMの両方の測定モードに適用することができます。
データベースの保持指標とAART機能により,農薬標準試料を使用することなく自動で保持時間を修正できます。さらにSmart MRM/SIM機能により,MRM,SIMモードの多成分一斉分析に最適な測定プログラムを自動で作成できます。
また,データベースはGC条件の変更や新規成分の追加などのカスタマイズが可能です。

GC-MS(/MS)による食品中残留農薬530成分の分析をサポート

多様なニーズに対応した分析条件を提供

データベースは多成分一斉分析や高速分析に対応しており,用途に応じたメソッドの選択が可能です。
また,極性の異なる複数のカラムの保持指標が登録されているため,対象農薬のピークが夾雑物のピークと重なった場合でも,異なるカラムを使用することで分離できます。

認証標準物質,前処理キット,消耗品を含めたトータルソリューション

データベースは推奨の認証標準物質,前処理キット,カラム,インサートライナーと組み合わせてご使用いただくことにより,精度の高い農薬分析を実現します。
推奨の前処理キット,プロトコルは,健康食品や加工食品のような高マトリックス試料にも適用できるため,さまざまな種類の食品を分析されるお客様にもご使用いただけます。

健康食品を使用した添加回収試験により 有効性を確認済み

健康食品についてデータベースと推奨の前処理キット,前処理プロトコル,認証標準物質を使用して,農薬220成分の添加回収試験を実施したところ,8割以上の成分で良好な回収率が得られました。健康食品は夾雑物が多く含まれますが,データベースには夾雑物との分離を考慮したトランジションが登録されているため,夾雑物の影響を最小限に抑えることができます。
さらに,対象農薬のピークが夾雑物のピークと重なった場合でも,異なるカラムを使用して分析することによりピークを分離できます。Twin Line MSシステムとあわせて使用することにより,MSの真空を停止することなくスムーズに異なるカラムで分析できます。

健康食品を使用した添加回収試験により有効性を確認済み

健康食品試料(2検体)に農薬標準試料を
最終濃度が2.5 ng/mLになるように添加した場合の回収率の分布

前処理プロトコルを紹介したハンドブック

推奨の前処理プロトコルを掲載したハンドブック(C146-0370)をご用意しています。初めて前処理をされるお客様にも安心して作業していただけます。

 

Twin Line MS システム

極性の異なる2本のカラムをMSに同時に取り付けることで,MSの真空を停止することなくスムーズに異なるカラムで分析できます。

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