Smart Forensic Database Ver.2 - 特長
GCMS-TQシリーズ用 薬毒物データベース
最適なMRMメソッドを自動作成
“Smart MRM” プログラムによって、MRMメソッドを自動作成します。多成分一斉分析では、測定プログラムの設定が困難ですが、 “Smart MRM” では最適なプログラムを設定し、高感度メソッドを作成します。MRMメソッドは、ターゲット化合物の保持時間情報を基に作成しますが、AART 機能を用いることで、n-アルカンを1回分析するだけで保持時間を修正し、メソッド作成に進めます。
Smart Forensic Databaseを用いたMRMメソッド作成手順
MRMによる高い質量分離と高感度検出
GC-MS/MS のMRMでは、2段階の質量分離を行うため、法薬毒物と生体試料中の夾雑物を分離して、高感度で検出することができます。生体中の法薬毒物の含有の有無を簡単に判断することができ、データ解析にかかる時間を大幅に減らすことが可能です。
スキャン/MRM同時測定データでの 「GC/MS法薬毒物データベース」との連携
スキャン/MRM同時測定で得られたスキャンデータは,法薬毒物スクリーニング用データベース「GC/MS法薬毒物データベース」を用いて解析することが可能です。MRMデータは,「Smart Forensic Database」に登録されている中毒事例の多い法薬毒物の微量分析に利用し,スキャンデータは,乱用薬物の登録が充実している「GC/MS法薬毒物データベース」を用いることにより,危険ドラッグのスクリーニングに利用することが可能です。