Boosted efficiency ion source - 特長
GCMS-TQ8050 NX用 高感度イオン源
アトグラムオーダーでの検出下限を実現
オクタフルオロナフタレン(1 fg,n=8)
の分析結果
オクタフルオロナフタレンの分析事例
感度の改善にともない,検出下限(IDL:Instrument Detection Limit)も大幅に向上しています。例として,オクタフルオロナフタレンの分析結果を右図に示します。IDLは0.14 fg であり,アトグラムオーダーでの検出が可能です。
信頼性の高いPOPs分析を実現
有機塩素系農薬などのPOPsと呼ばれる成分は難分解性のため,環境中に長期間残留します。食物連鎖による生物濃縮が懸念されるため,環境試料中のモニタリングが行われています。また,POPsは毒性も高いため,フェムトグラムオーダーでの定量が必要です。BEISは超微量濃度のPOPsを高感度に分析できるため,POPsを分析されているお客様に最適なソリューションを提供します。
従来のイオン源との感度比較

1,2,3,7,8-Pentachlorodibenzo-p-dioxin(25 fg/uL)

2,3,7,8-Tetrachlorodibenzofuran(25 fg/uL)