NOA-308Dx
固定発生源監視用煙道排ガス窒素酸化物・酸素測定装置

燃焼排ガス中に含まれる窒素酸化物(NOx)は、大気汚染の原因物質として大気汚染防止法による計測が行われています。近年、固定発生源から排出されるNOx濃度は、燃焼方法の改善や、排煙脱硝設備の設置、クリーン燃料の使用などにより低濃度化が進んでおり、これを計測する分析計には一層の高感度化と安定性が求められています。NOA-308Dxは、永年にわたる化学発光法によるNOx計測の経験を生かし、新しい計測技術を採用した、燃焼排ガス中のNOx-O2濃度測定装置です。
用途
- 電力会社などの大型ボイラ排ガスの連続監視
- 脱硝プラントでの連続監視とアンモニア注入量の制御
- 清掃工場排ガスの連続監視
特長
- 化学発光法により高感度0-10ppmが可能です
- 大型液晶画面により、NOx、O2、換算NOxの3成分を同時に濃度表示します
- コンピュータ化により各種機能を搭載