水道水質分析セミナー 
最新の水道規制の動向と水道分析関連製品のご紹介

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水道水質セミナー

令和5年4月、主にヘリウムガス代替キャリアーガスを用いた検査方法、陰イオン界面活性剤のLC/MS/MS分析法に関して水道水質検査方法が改正されます。国立医薬品食品衛生研究所生活衛生化学部第3室小林室長を講師にお招きし最新の水質検査法の動向、改正に至った背景について講演いただきます。またとラボの生産性向上に資する分析装置、アプリケーション、前処理、試薬をご紹介するセミナーも併せて開催します。

◆開催日時 川崎会場:2023年5月17日(水) 13:00~17:00(12:30開場)
京都会場:2023年5月24日(水) 13:00~17:00(12:30開場)
◆開催場所

川崎会場 Shimadzu Tokyo Innovation Plaza
※会場までのアクセスはこちら

京都会場 島津製作所本社・三条工場
※会場までのアクセスはこちら

◆定  員 川崎会場:150名(定員に達し次第、申込み終了)
京都会場:100名(定員に達し次第、申込み終了)
◆形  式 現地開催(オンライン開催ではないためご注意下さい)
◆費  用 無料
◆お申込み 川崎会場のお申込み受付は終了しました。
京都会場のお申込み受付は終了しました。

セミナープログラム

13:00 - 14:10 【基調講演】

水道水質検査の最前線

水道水質基準項目の検査方法は「水質基準に関する省令の規定に基づき厚生労働大臣が定める方法」(通称:告示法)によって定められています。
今年4月には,告示法に陰イオン界面活性剤のLC-MS分析法が追加され,さらに昨今のヘリウムガス入手困難の問題を受けてヘリウム代替キャリアーガスを用いて検査ができるように改正されました。
これらの他に現在,厚生労働省で検討されている新しい検査方法等について解説します。

講演者:国立医薬品食品衛生研究所 小林憲弘 先生

14:10 - 14:30

正しい試薬で正確な分析を! 富士フイルム和光純薬 水質分析用試薬のご紹介

水質基準、水質管理目標設定項目の検査方法には告示試験法や通知試験法といった公定試験法が定められています。当社では各試験法でご使用いただける規格の試薬を取り揃えています。本セミナーでは当社製品規格の説明や、その試薬を使用するメリットを交えてご説明いたします。また、金属分析分野での新たな取り組み「フレキシブル認定」や今年度の新規告示法(陰イオン界面活性剤LC-MS法)に対応した内部標準液等、最新製品情報もご紹介いたします。

講演者:富士フイルム和光純薬株式会社

14:30 - 15:00 休憩
15:00 - 15:25

水質規制分析における代替キャリアガスの対応について

ガスクロマトグラフ質量分析計では、昨今のヘリウム供給不足により、水素や窒素などの代替キャリアガスを用いた分析需要が増加しています。令和5年4月1日より「水質基準に関する省令の規定に基づき厚生労働大臣が定める方法」が一部改正され、代替キャリアガスの使用が認められるようになりました。
そこで当社装置の代替キャリアガスの対応状況及び、代替キャリアガスを使用したアプリケーションを紹介いたします。

講演者:株式会社島津製作所

15:25 - 15:50

LCMSによる水道検査方法の最新アプリケーションの紹介

液体クロマトグラフー質量分析法は、水質分析を中心に試験法が追加されています。
本発表では、2023年度改正内容を中心に、最新の水質関連アプリケーションを紹介します。
また、精度向上および分析の効率化にとって有効な最新機能をアプリケーションを交えて提案します。

講演者:株式会社島津製作所

15:50 - 16:20

最新の水道水質分析に関するトピックス2023 ~前処理やユーティリティーを中心に~

近年、水道水質分析において、LC/MSを用いた測定対象は広がりを見せています。また、GC/MS測定ではヘリウム供給不足による代替キャリヤーガスの測定が話題です。本テーマでは、LC/MSによるPFAS、陰イオン界面活性剤の分析および代替キャリヤーガスを用いたP&T-GC/MS分析について前処理やユーティリティを中心に、ポイントをご紹介します。

講演者:ジーエルサイエンス株式会社 石井一行 様

16:20 - 16:40 質疑応答

※プログラム順や内容は変更となる可能性があります。

本セミナーに関するお問い合わせ

株式会社島津製作所 分析計測事業部セミナー事務局​
E-mail:an_seminar@group.shimadzu.co.jp