リユース/ リサイクル
島津製作所は、リチウムイオン電池に対して、研究開発から素材の特性評価、製品の品質管理、劣化解析、リサイクル材料評価などを目的とした分析・計測機器を提供しています。リチウムイオン電池のライフサイクル全体にわたるお客様に対して、最適なソリューションを提供し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
リチウムイオン電池は製品ライフサイクルの観点から二次利用(リユース)や資源回収(リサイクル)が望まれています。リユースにおいては劣化状況を判定し、劣化した電池を安全に運用できるように、非破壊検査を中心とした品質検査が求められています。

リサイクルでは使用済み電池から回収される有価金属粉末(ブラックマス)の品位確認や、精錬工程に影響する夾雑成分を調べる目的で組成分析を中心とした分析が実施されます。
リサイクル処理によって回収・再生された材料は、正極材や負極材の原料として再び電池製造工程に利用されます。リサイクル材料の活用拡大が進むなか、従来のバージン原料と同等の品質を確保しながら安定した製造を行うことが求められています。また、リサイクル材料は粒径分布や不純物の含有状態が異なる場合があり、スラリー調製や電極形成などの工程に影響を及ぼします。原料品質や工程適性を適切に管理するため、粒子特性、組成、不純物濃度等の評価が重要です。