特性解析-糖鎖構造不均一性の測定
特性解析-糖鎖構造不均一性の測定
タンパク質に結合しているN-結合型糖鎖やO-結合型糖鎖は,その構造や存在比,結合部位を解析することがバイオ医薬品開発において必須となっています。しかしながら糖鎖はその構造の複雑さと不均一性ゆえに,分析や解析に多くの人員と労力そして時間が必要となります。糖鎖関連分子の分析や解析のスループットを向上する新規解析技術やワークフローをサポートする専用ソフトウェアが希求されています。
糖鎖結合位置を担保したまま構造解析や相対定量が可能
Erexim™法は,糖ペプチドからの糖鎖切り出しと蛍光誘導体化が必須となる糖鎖マッピング法と異なり,糖ペプチドを用いることができます。よって糖鎖結合位置を担保したままでの糖鎖構造解析や相対定量が可能です。