LCtalk vol.103

LCtalk 2018年5月発送分ご紹介
 (2018年4月18日時点の希望会員様向けに5月10日に発送)

LCtalk 101号表紙

主な内容:

talk 水処理は分析に始まり,分析に終わる -水処理に欠かせないLC技術-
栗田工業株式会社
主任研究員 榎本 幹司 先生

 
TEC
「データインテグリティ対応の具体的な進め方」
分析データに関する最近のトピックスとして,データの改ざんや差し替えなどによるデータインテグリティ(Data Integrity: データの完全性)の欠落があります。分析ラボにおいては,デー タインテグリティ対応を進めることが喫緊の課題となっている一方で,データインテグリティの概念がつかみにくいために,どこから手を付ければ良いのか迷いが生じてしまうケースが少なからずあります。
そこで,今回はソフトウェア"LabSolutionsDB/CS"を例にして,データインテグリティ対応の具体的な進め方についてご紹介します。
※LabSolutions DBはスタンドアロンで運用するためのソフトウェアであり,LabSolutionsCSはネットワークで運用するためのソフトウェアになります。
 
Applications 「オートサンプラの自動前処理機能(共注入)を活用したピーク形状の改善」
超高速液体クロマトグラフィー(UHPLC)では,HPLCよりもさらに低拡散が求められ,試料が通過する配管内径については0.1 mm前後が採用されています。これは,UHPLCで使用するカラム内径の主流が2.0~3.0 mm程度と小さく,HPLCに比ベカラム外拡散の影響をより大きく受けやすいためです。しかし一方で,配管内径が小さくなるほど試料と移動相が配管内で混合されにくくなります。このため,例えば逆相クロマト グラフィーにおいて,試料溶媒中の有機溶媒濃度が移動相よリも高い場合,分析種ピークが試料溶媒の影響を受けてブ口ードになることがあります。この現象は,一般にカラム内径が小さいほど顕著に表れます。
ここでは,一体型LC"i-Series Plus"の"Nexera-i MT"に標準装備の自動前処理機能のうち 「共注入」モー ドを用い,サンプ ル溶液と希釈溶媒(共注入試薬) を自動的に混合させて分析することにより,ピーク形状を改善した事例をご紹介します。

 
Products 「オンライン溶出試験用超高速液体クロマトグラフ Nexera FV
溶出試験は,製剤における開発・品質管理,ジェネリックに おける生物学的同等性試験などで広く用いられています。 "Nexera FV"は,溶出試験機からの試験液分注,分析,結果解析 に至るまでの工程を自動化し,大幅な省力化を可能にします。また,スピード,感度,安定性に定評のあるUHPLC "Nexera X2"をべ スとしたシステム構成となっており,迅速に信頼性の高い溶出試験結果を得ることができます。通常のUHPLCとしても使用でき,例えば合成物のスクリーニング分析用途と溶出試験用途などで使用することにより試験現場での高速分析を可能とし,ラボでの装置稼働率の向上も期待できます。
※FV:Flow Vialの略

 
Q&A 「“ホールドアップタイム(t0)”について,詳しく教えてください。また,どのようにして求めるのでしょうか?」など,お便りで寄せられたご質問・ご意見の紹介



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