メンテナンスモードへの移行方法(画面操作)
GC-2030のように装置本体のモニタ画面が搭載されている場合には、画面上でメンテナンスモードへ移行可能です。
(Easy sTop機能)
作業手順(メンテナンスモードへの移行)¶
手順1¶
手順2¶
[実行]を押すと、試料気化室の温度が自動で下がりはじめます。
手順3¶
気化室の温度が十分に下がり、メンテナンスが可能な状態になると以下のメッセージが表示されます。
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[キャリアガス停止可能]と画面に表示されている場合は手動でキャリアガスを[停止]してください。[キャリアガス停止]が[自動]に設定されているときはこの画面は表示されません。
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GCMSの場合は、[キャリアガス停止]に[手動]を設定してください。
セプタム、インサートの交換作業が可能になります。交換手順は以下をご覧ください。
作業手順(メンテナンスモードの解除)¶
[キャリアガス停止可能]と画面に表示されている場合は手動でキャリアガスを[停止]してください。
[キャリアガス停止]が[自動]に設定されているときはこの画面は表示されません。
セプタム、インサートの交換作業が可能になります。交換手順は以下をご覧ください。
手順1¶
[セットアップ] - [実行]を押して、メンテナンスモードを解除します。
手順2¶
[漏れチェック]が[On]に設定されている場合は、自動で漏れチェックが実行されます。
漏れチェック結果がFailの場合、キャリアガス停止 - [実行]を押してキャリアガスを停止して漏れがないか確認を行ってください。
漏れチェックをPassするとメンテナンスモードを解除して元の状態へ戻すための装置セットアップが開始されます。
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GCMSでキャリアガスが窒素の場合、漏れチェックは実施されません。
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GCMS-QP2050のときは、MSでモニターしたm/z 69(PFTBA)とm/z 28(空気)の強度比で漏れをチェックします。基準値は[分析]プログラムを起動して、[メイン]アシスタントバー>[環境設定]>[MS]プロパティ>[基準値設定]>[システムチェック]タブ>[空気の漏れ込み(69/28の強度比)]で変更できます。
手順3¶
自動的にキャリアガスを供給し、注入部とカラムの温度制御を開始します。
手順4¶
交換した消耗品の使用回数をリセットします。詳細は、 消耗品使用回数のリセット をご覧ください。
消耗品使用回数のリセット¶
手順1¶
カウンタをリセットするために、分析回数カウンタ画面に移動します。
手順2¶
セプタムカウンタ、インサートカウンタをリセットします。