O157の顕微鏡観察

O157の顕微鏡観察

事故食品中における病因または原因微生物のおおよその見当づけは大切です。分解能のよい走査型プローブ顕微鏡を用いれば,大気中で簡単に細菌の観察を行うことができます。

<結果>
走査型プローブ顕微鏡で菌類の観察を行いました。

  • 左図は腸管出血性大腸菌 O157:H7 です。桿状の菌体および鞭毛がはっきりと観察できました。
  • 右図は食中毒原因菌の一つであるセレウス菌の観察画像です。卵円形(直径約2.3μm,短径約1.7μm)をした芽胞と長さ約7μmの栄養型細胞が観察できました。

O157の顕微鏡観察

走査型プローブ顕微鏡 SPM-9700

針先のように尖ったチップを用いて,試料表面の凹凸をなぞることで,三次元的な形状を捉えたり,表面の物性などの情報を得る顕微鏡です。
大腸菌や乳酸菌なども,ほとんど前処理をせずに観察できます。コロニーや培養液から釣菌し,ガラスや雲母に滴下してそのまま大気中で観察します。SPMは,分解能が良いのでべん毛まで観察できます。

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