機械解繊されたパルプ繊維の形状観察

走査型レーザー顕微鏡(Laser ScanningMicroscope:LSM)OLS5000は,色情報・形状情報を高精細に同時に取得することができます。
右の輝度像では,解繊後のネットワーク型CNFをマイクロメートルオーダーで形状観察できます(観察視野:130 µm×130 µm)。

3D測定レーザー顕微鏡
OLS5000

  • サブミクロンオーダーの3D観察・測定
  • ISO25178に準拠した表面粗さ測定
  • 非接触,非破壊,スピーディー

CNFを効率的に大量生産する上で解繊条件の最適化が求められています。そのため,解繊処理途中のCNFの状態を理解することは重要です。
機械的解繊処理による繊維の形状変化を観察した結果を示します(観察視野:260 µm×260 µm)。未解繊では繊維が束状になっていますが,機械的解繊処理を行うことで繊維が解れている様子がわかります。