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ユーザーベネフィット

- ATR法を使った簡便な測定方法によるポリアミドの分析が可能です。 - ポリアミドの分類に多変量解析が有用です。 - 添加剤が含まれている試料でもポリアミドの種類の分類が可能です。

はじめに

ポリアミド(PA)は、自動車、電気・電子、繊維などのさまざまな産業分野で広く利用されており、耐熱性や強度に優れていることから、近年その需要は世界的に増加しています。PAは分子構造によって物性が大きく異なることから、品質管理や材料評価において、種類の同定および分類が求められます。さらに近年では、リサイクルPAやバイオベースPAなど、多様なPAが開発されており、これらを識別し、特性評価をするうえでも簡便かつ迅速に行える分析手法が求められています。 フーリエ変換赤外分光光度計(FTIR)は、簡便にサンプルの測定ができ、官能基情報や結晶構造の違いを捉えることのできる装置ですが、一つ一つの結果について、スペクトル検索を行ったり、スペクトル検索では検出できないPAの種類ごとの微小な波形の違いを確認したりするには膨大な時間がかかります。 そこで、主成分分析やクラスター解析が可能な、FTIR専用解析ソフトウェア(特注品)を用いて取得したスペクトルデータの多変量解析を行うことで、多量のスペクトルデータを迅速かつ一括して比較し、微小な波形の違いを捉え、PAを種類ごとに分類することが可能です。 本アプリケーションニュースでは、複数種類のPAを一回反射型全反射(ATR)測定装置を使用して測定し、多変量解析を行うことで分類しました。

2026.11.05

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