EDXによるフッ素の分析 ―PFAS使用の簡易調査、電気・電子編―

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ユーザーベネフィット

- EDXでは、吸光・発光分光分析に比べ、ハロゲン(F、Cl、Br、I)の分析が容易です。 - 前処理なしで、材料表面に存在するフッ素含有材料のフッ素(F)を直接検出できます。 - ハロゲンを一括で分析できるため、ハロゲン系難燃剤の使用可能性を簡便に調査できます。

はじめに

EUや米国の一部州でPFASやハロゲン系有機難燃剤に関する規制強化が進む中、電気・電子分野で使用される材料において、フッ素などハロゲンの有無を早期に把握するニーズが高まっています。そしてサプライチェーンでの迅速なスクリーニングが求められます。 エネルギー分散型蛍光X線分析装置EDX-8100は、前処理をほとんど必要とせず、フッ素(F)や塩素(Cl)、臭素(Br)などのハロゲンを短時間で検出できるため、材料の簡易調査方法として有効です。EDX-8100を用いることで各種電気・電子部品にこれらハロゲンが含まれているかを迅速に判別できることから、規制対象の製品を絞り込み、精密分析実施の優先順位付けが容易になります。 本稿では、電線被覆樹脂とリレーを例に、EDXによるハロゲン検出の有用性を紹介します。

2026.07.28

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