FluxEdge™ GC システム
- FluxEdge GCシステムにより、少量の限られた試料における無機・有機ガス成分を数分で一斉分析することができます。 - バックフラッシュ機能により水分を含む試料からカラムを保護します。また、カラムの取り外しや交換、メンテナンスも容易に行えます。 - TCDやFID、小型メタナイザーであるJetanizerを組み合わせることで、多種の測定対象成分を網羅的に検出できます。 - 入手性が高く安価なN2キャリアガスの使用によって、安定的かつランニングコストを抑えて装置を運用できます。
近年、CO2を還元して再生可能エネルギーを生成する技術が注目を集めており、その効率向上に重要な触媒やその反応条件などの研究開発が盛んに行われています。 これら研究開発において、研究室規模での実証では、その先の大中規模の開発や実運用試験と比較すると、反応後の生成物が1%以下のppmオーダーと低濃度かつ少量であることが多く、測定の難易度を高くしています。また、生成ガスが水分を含む場合、GC分析ではピーク形状悪化や組成変化などを考慮して、カラムへの水分の流入を防ぐ除湿装置が採用されることがありますが、その場合、除湿装置の容積を十分にパージできる試料量が必要となります。 さらに近年、Heの供給不足や価格高騰による入手難から、キャリアガスにN2を使う分析の需要が増えています。しかし、無機ガスを含むガス試料分析で一般的に用いられる熱伝導度型検出器(TCD)では、Heキャリアガスと比較し顕著に感度が低下する成分が多くあります。 本稿では、これらの課題を解決するため、少量試料のサンプリングに適したFluxEdge GCシステムを用いて、比較的低濃度のCO2還元主生成物、副生成物に対し、水分除湿装置を使うことなく、N2キャリアガスで一斉分離分析を実現するアプリケーションとシステムの水分耐久性評価を行った事例を紹介します。
2026.07.21
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