ダウンロード

ユーザーベネフィット

- 泡立ちやすい界面活性剤でも、TC-IC法によってTOCを精度よく評価できます。 - オートサンプラーASI-Lにより多検体を自動・連続測定でき、分析効率を向上できます。

はじめに

界面活性剤は、洗浄剤や分散剤として、製薬設備の洗浄工程、化学製造プロセス、環境水管理などに広く用いられる重要な化学物質です。これらの工程後に界面活性剤が残留すると、製造プロセスや最終製品の品質に影響を与えるだけでなく、排水や環境水中の有機負荷の増大を招く可能性があります。そのため、界面活性剤由来の有機物を含めた品質管理が求められています。 界面活性剤の品質評価には、全有機体炭素(TOC)による評価が有効です。一般的にTOC測定では、試料量や分析時間の観点からNPOC(不揮発性有機体炭素)法が選択されることが多くあります。一方、界面活性剤は親水基と疎水基を併せ持つ構造により、微量でも泡立ちやすいという特性があります。このような試料を酸添加・スパージ工程を伴うNPOC法で測定する場合、泡立ちの影響により試料が装置内部のシリンジ容器からあふれ、廃液側へ流出することがあります。その結果、正確な試料量で測定できず、測定値が本来より低くなるおそれがあります。 今回は、島津燃焼酸化式全有機体炭素計TOC-Lを用いて、NPOC法とTC-IC法により界面活性剤中のTOC測定を行い、測定結果を比較しましたのでご紹介します。

2026.06.03

関連製品

一部の製品は新しいモデルにアップデートされている場合があります。