EPMA-8050G
- ブラックマスに含まれる各成分の熱処理による生成物の分布を確認することができます。 - ブラックマスに含まれる正極活物質の種類を相解析と状態分析を用いて識別することができます。 - ブラックマスに含まれる化合物の状態を状態分析で推測することができます。
近年、スマートデバイスの普及やカーボンニュートラルの実現に向けた車両の電動化により、リチウムイオン電池(LIB)の使用量が増大しています。電池に用いられる材料は高価な鉱物資源から得られますが、原料調達のリスクと産業廃棄に伴う環境負荷の低減のため電池のリサイクルは重要な役割を担っています。特に使用済みリチウムイオン電池から得られるブラックマスは、Li(リチウム)やCo(コバルト)などのレアメタルを再資源化する上での中核原料です。その品質を正確に評価することは、回収効率や再利用可能性を高めるために不可欠です。ブラックマスの金属含有量や不純物の種類・濃度を把握することで、リサイクル工程の最適化や製品品質の安定化に繋がります。 今回、電子線マイクロアナライザEPMA(EPMA-8050G)を使用した、ブラックマスに含まれる正極合材の微小領域の状態分析についてご紹介します。
2026.05.27
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