Nexera™ IC
イオンクロマトグラフNexera ICによる燃料用バイオエタノール中の塩化物イオンと硫酸イオンの分析
ユーザーベネフィット
- ASTM D7319-22 に準拠した燃料エタノール中の塩化物イオン、硫酸イオンの分析が可能です。 - ASTM規格の基準値を十分に下回る濃度域まで、直線性、再現性の良い定量が可能です。
はじめに
カーボンニュートラルの実現に向けて、トウモロコシやサトウキビ等を原料として製造される第一世代バイオエタノールが利用されてきましたが、食糧との競合を避けるため、セルロース系統の非食用原料から製造する第二世代バイオエタノールの研究開発も進められています。日本ではトヨタ自動車など7社で「次世代グリーンCO2燃料技術研究組合」(raBit)を構成し、次世代バイオエタノールの技術研究を進めています。当社も賛助会員として参画し、分析技術協力により研究開発を推進しています。 燃料エタノール中に塩化物イオンや硫酸イオンが存在すると、エンジン中で残渣を形成しエンジンの機能低下を引き起こすことも知られています。ASTM D4806-25では燃料エタノールの品質に関する規格が定められており、燃料エタノールに含まれる塩化物イオン濃度は6.7 mg/kg以下、硫酸イオン濃度は4 mg/kg以下と定められています。ASTMD7319-22にはイオンクロマトグラフによる燃料エタノール中の塩化物イオンおよび硫酸イオンの試験法が収載されています。 本稿ではNexera ICを用いたASTM D7319-22に準拠したバイオエタノール中の塩化物イオンおよび硫酸イオンの分析例をご紹介します。
2026.05.20
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