EDX-7200
蛍光X線分析法によるバージンPETとリサイクルPETの判別
ユーザーベネフィット
- EDXを用いることで、リサイクルPETの判別が可能になります。 - 煩雑な前処理が不要で、簡便・迅速に測定でき、ターレットを用いた多検体の連続測定も可能です。 - 高コストパフォーマンスな装置により、広範囲な元素の検出が可能です。
はじめに
持続可能な資源循環の実現は社会的な課題であり、特にPET(Polyethylene Terephthalate)などのプラスチック材料のリサイクルは、環境負荷低減に向けた取り組みの中で極めて大きな役割を担っています。食品・飲料分野では、大量のPETボトルや成形品が日常的に使用されていますが、これらをリサイクルして安全かつ確実に使用するためには、材料の由来を適切に把握する技術が求められます。しかし外観や一般的な物理特性のみでは、バージン材かリサイクル材かを判別することは困難であり、信頼性の高い識別技術の確立が急務となっています。 また、産業現場での迅速な判別を行うにはできるだけ前処理が必要ない手法が求められます。さらに、他の分析を併用することも想定され、非破壊分析が必要なケースも考えられます。本稿ではPET中に含まれる金属触媒をEDX(Energy Dispersive X-ray Spectroscopy:エネルギー分散型蛍光X線分析法)により検出し、マテリアルリサイクル材とバージン材の判別に応用した実用的な手法をご紹介します。
2026.05.08
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