光路長50 mmフローセルによる水質中の低濃度六価クロムの分析

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ユーザーベネフィット

- フローセルの光路長が50 mmのシッパーを用いることで、検量線の低濃度域でも良好な直線性が得られ、六価クロムの環境基準値0.02 mg/Lの約50分の1まで定量可能です。 - シッパーを使用することで、調製した試料をバイアルやビーカーから直接分析ができ、効率的な測定が可能です。

はじめに

排水や河川水などの環境水中では、有害物質の排出規制や継続的な監視が行われています。中でも六価クロムについては人の健康保護を目的とした環境基準が設定されています。近年、水道水や、公共用水および地下水における環境基準値が0.05 mg/L以下から0.02 mg/L以下へ改正されました。このため、より低濃度域での高精度な六価クロムの分析が求められています。 工業用水・工場排水試験方法であるJIS K 0102-3:2022においては、六価クロムの濃度が0.04 mg/Lを下回る場合は光路長50 mmの吸収セルを使用することが記載されています。 本稿では、紫外可視分光光度計UV-1900i Plusと、光路長50 mmのフローセルを備えたシッパー160Vを用いた、低濃度六価クロムの分析事例を紹介します。UV-1900i Plusにシッパー160Vを装着した様子を示します。

2026.04.28

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