MCT™シリーズ
- 試験の自動運転が可能なため、測定者の操作が必要な作業時間を大幅に短縮できます。 - 最大100点の連続試験を行うことができます。 - 粒子径の測長をソフトウエアが行うため、測定者間の差異を減らすことができます。
リチウムイオン電池は、スマートフォンやノートパソコンなどの身近なものから、電気自動車、再生可能エネルギーの蓄電システムなどの幅広い分野で不可欠なエネルギー源となりつつあります。リチウムイオン電池は基本的に正極、負極、電解液、セパレータの四つの要素で構成されます。正極材はリチウムを受け渡すための遷移金属酸化物(例:リチウムニッケルマンガンコバルト酸化物:NMC)やリン酸鉄リチウム(LFP)が用いられ、負極材は一般に黒鉛が主流ですが、シリコンなど高容量材料の導入も進んでいます。リチウムイオン電池の課題として正極材、負極材の亀裂があります。これらは製造時また充放電時に繰り返し圧力を受けるために生じ、サイクル特性などの電池性能に影響すると考えられています。そのため、機械的特性値と電気化学的な性能の関係についての研究が進められています。 本報では、機械的特性の定量評価の一例として各電池材料の圧縮試験事例を紹介します。微小圧縮試験機MCTシリーズは微小な単粒子の圧縮試験に適しており、さらにMCT-ADは測定粒子の抽出、自動測長、試験の自動運転が可能なため、より多くの測定数にて評価できます。
2026.04.22
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