EDX-7200
EDXを用いた尿中の無機元素分析
ユーザーベネフィット
- 煩雑な前処理なしで、尿中無機元素をppmオーダーで定量できます。 - 標準試料不要のFP法(Fundamental Parameter法)により、定性定量分析が可能です。 - 1サンプルあたり10分以内に定性定量分析結果が得られます。
はじめに
重金属をはじめとする無機元素中毒は事故や事件によって生じ、その原因元素は多岐にわたります。これらの元素の中には強い毒性を示すものの、特異的な中毒症状に乏しいため、早期の鑑別が難しいケースも存在します。そのため、迅速にスクリーニングできる分析手法の確立が求められています。無機元素の分析は一般的にICP-AES/ICP-MSが用いられていますが、微量定量が可能であるものの、希釈、除タンパクなど化学的な前処理が必要であり、分析試料は液体試料に限られます。一方、EDXは中毒濃度域において十分な感度を持ち、非破壊かつ短時間で簡便に分析することができます。 本アプリケーションでは、EDX-7200を用いた尿中の15元素に対する検量線を用いた定量分析結果と装置に内蔵している感度係数を用いたFP法による定性定量分析結果を紹介します。検量線法と比較した場合の定性定量分析法の定量値の誤差は約±20%であり、十分な定量精度が得られました。1サンプルあたり10分以内でスクリーニングが可能です。
2026.04.08
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