LCMS-TQ RX シリーズ
LC-MS/MSを用いた全血中の血糖降下薬27成分の一斉分析
ダウンロード
ユーザーベネフィット
- 作用機序や構造の異なる血糖降下薬27成分を一度の分析で定量できます。 - LC-MS/MS薬毒物迅速スクリーニングと同じワークフロー・分析条件で分析できます。 - 0.1 ng/mL程度の低濃度でも、高感度に検出できます。
はじめに
主に糖尿病の治療を目的として処方される血糖降下薬は、ビグアナイド薬、スルホニル尿素(SU)薬、DPP-4阻害薬、SGLT2阻害薬など、作用機序の異なる多くの種類が存在します。これらは、過剰投与や多剤併用により極度の低血糖等を引き起こすリスクがあり、重度の意識障害やそれに伴う転倒・事故を誘発することがあります。近年、一部の血糖降下薬が「やせ薬」としてSNS等で宣伝され、美容目的での不適切な使用が社会問題化しています。さらに、個人輸入による入手も容易となっており、医師の管理下を離れた使用による過剰摂取や多剤併用による健康被害が懸念されています。 今回、LCMS-8050RXを用いて、作用機序の異なる血糖降下薬27成分の一斉分析法の検討を行いました。他の薬毒物分析でも使用されるMicro Volume QuEChERS法を前処理に採用し、全血試料からの抽出および定量精度の確認を実施した結果を紹介します。
2026.03.11
関連製品
一部の製品は新しいモデルにアップデートされている場合があります。