GC-MSを用いた呼気中VOCs分析におけるMonoTrap捕集法の有用性評価

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ユーザーベネフィット

- 非侵襲サンプルを用いた呼気中VOCsを網羅的に測定・解析できます。 - サンプリングポンプなどの装置は必要なく、遠隔地での呼気採取ができます。 - 内部標準を用いることで、試料群間における分析結果の比較が容易です。

はじめに

呼気は、採取が容易で被験者への負担が極めて少ない非侵襲性サンプルであり、体内の代謝状態や病態を反映する揮発性有機化合物(VOCs)を含むことが知られています。呼気中には1,000種類以上のVOCsが存在し、炎症性疾患、がん、代謝異常など、さまざまな疾患領域において呼気のマーカー探索が多数報告されており、呼気オミクス(ブレスオミクス)として多くの研究が行われています。 呼気中の微量成分を網羅的かつ高感度に解析する手法としてGC-MSが広く用いられていますが、呼気分析では検体捕集などの前処理の違いが測定結果に影響します。そのため、再現性や整合性を高める分析プロトコルの最適化が重要です。 本アプリケーションニュースでは、加熱脱離–GC-MSシステムを用い、Tenax捕集管およびMonoTrapによる呼気捕集方法を比較し、最適な捕集方法を検討しました。あわせて、本分析系を用いて健常者および炎症性疾患を有する被験者の呼気を測定し、本分析系によるVOCsプロファイルの測定および比較の有用性を検討しました。

2026.02.04

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