LCMS-2050
シングル四重極質量分析計によるインタクトタンパク質の分子量確認
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ユーザーベネフィット
- 取扱いの簡単なシングル四重極質量分析計LCMS-2050でインタクトタンパク質の分子量確認が可能です。 - LabSolutions Insight Biologics を用いることにより、視覚的に分かりやすく多価イオン解析を行うことができます。
はじめに
バイオ医薬品は、遺伝子組換えや細胞培養などのバイオテクノロジーを利用して製造される医薬品です。有効成分となるタンパク質はイオン化部を複数持つ高分子化合物であり、多価イオンが検出される場合はソフトウェア上で解析処理(デコンボリューション)を行うことで分子量を推定できます。より正確に分子量を推定するためには高分解能質量分析計が用いられますが、品質管理等で主成分が予め想定されている場合、取り扱いの簡便なシングル四重極質量分析計を用いて分子量の確認を行うことが可能です。 本報では、高分子化合物の合成確認を目的として、シングル四重極質量分析計を用いたタンパク質の分析および解析例をご紹介します。
2025.12.03
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