超音波疲労試験機を用いたCFRPのギガサイクル3点曲げ疲労試験

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ユーザーベネフィット

- 超音波疲労試験機を用いることで20kHzの疲労試験が可能であり、109回の疲労試験が約14時間で完了できます。 - 超音波疲労試験機による簡易的なCFRPの3点曲げ試験が可能です。 - 高速度ビデオカメラにより20kHzで振動する試験片の様子を観察できます。

はじめに

炭素繊維強化プラスチック(Carbon Fiber Reinforced Plastic:CFRP)は、比強度・比剛性が高い材料として知られており、輸送機分野をはじめ様々な業界で使用されています。CFRPを構造材料として使用していくためには、長期信頼性や耐久性の観点から、構造物の主な破壊の原因である疲労について評価する必要があります。超音波疲労試験機USF-2000Aは20kHzの周波数での疲労試験が可能な試験機であり、通常の疲労試験機では数か月かかるような109回の疲労試験を約14時間で完了させることができます。そのため、長期信頼性や耐久性の評価において、USF-2000Aを活用することは有効な手段です。 今回は、USF-2000Aを使用して、CFRPの3点曲げ超音波疲労試験を行った例をご紹介します。

2025.10.22

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