防振ゴムのねじり・こじり動的特性試験 [JIS K6385]

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ユーザーベネフィット

- JIS K6385に基づいた動的特性試験を行うことができます。 - 周波数スイープ試験により、各周波数での動的特性値が自動で計測できます。 - 治具を変えるだけでねじり方向とこじり方向両方の試験を行うことができます。

はじめに

防振ゴムは振動・衝撃の伝達防止または緩和を目的とした製品であり、輸送機や建築、産業機械など様々な分野で広く用いられています。 JIS K6385「防振ゴムー試験方法」では、防振ゴムの性能評価のために数種類の試験方法や用語が定められています。この中で円筒タイプの防振ゴムにおいては中心軸回りのねじり方向と、中心軸に直交する任意の軸回りのこじり方向の試験が定義されています。円筒タイプの防振ゴムはエンジンやモーターといった振動源の支持やカップリングなどに用いられ、騒音低減や性能の安定化のため重要な役割を担っています。車輛に搭載する際には、ねじり方向とこじり方向の両方に負荷がかかるため、それぞれの特性評価が必要です。 今回ご紹介するのは円筒タイプの防振ゴムのねじり方向とこじり方向の動的特性試験の事例です。

2025.09.18